自己満時代

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私は十字架の元で 心閉ざす記憶 私は操り人形 さぁ 今宵も 私と云う名の 躯で儀式をしませう 舞台で 狂い踊るは 君の華 終わる事を知らない 狂い踊りは 君の華を 開花させるでせう 飛び散るは 真っ赤な液体 それを 浴びる 君の華は まだ私と云う ヒカリを求める 開花した君は あまりに この世の言葉では 現せないモノ になってしまった 周りを見れば 愛だらけの 元操り人形達 君もその中に 入る事をまだ 知らず 私に愛を 付け続ける 言葉なんて 必要ない私達 それは君が 永久の眠りにつく ためだけの 私からの 愛だった 花開き過ぎた君を 見れなくなった私 君の大きな愛を 遂行した 今度は 私が花開く番
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