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― 一時間後 ―
スタン『でやぁあぁあぁー』
グシャッ…
スタンは大きな掛け声とともにリオンをディムロスで切り裂いたのである。
リオン『くっ…』
バサッ…リオンはスタンの攻撃を喰らった瞬間、体制を崩した。
重傷のようだ ...。
ガハッ…ゲホゲホ、咳をしながら血を吐いている。
スタンは落ち込みながら、剣を落としリオンに問い掛ける。
スタン『………うして……』
『どうしてなんだリオン!!』
『…どうして……こんなことに…』
するとリオンは、近くの岩か何かに背をもたれかけ、、、言ったのである。
リオン『ぼ 僕は…僕には
守らなくてはならない人が……いる
かけがえのない人が……』
『…ただ それ…だけだ…』ゴゴゴゴゴ.....
リオンが話し終えた瞬間くらいに何かの音が聞こえてきた。
何だろう…
みんなは首を傾げながら辺りを見渡した。
ルーティ『あれは! 大量の水が迫ってきてる!』
ウッドロウ『早くここから離れないと流されてしまうぞ!!』
フィリア『皆さん、急いで!!』
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