2章:魔力測定 運命の日

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セリスとカインが生まれて5年の月日が流れた。 アルベイン「お前達も5歳となった…今から魔力測定をする。」 二人「「はいっ!」」 二人はこの日を心待ちにして居たようで嬉しさと緊張をしていた アルベイン「まずは、カインから来なさい」 カイン「はいっ!父上!」 カインは緊張したようで父のアルベインは苦笑していた アルベイン「カイン、肩の力を抜いて魔力をこの水晶柱に流しなさい」 カインは父に言われたように魔力を水晶柱に流し込んだとたん水晶柱は光り輝き水晶に数値が浮かび上がった アルベイン「どれどれ…数値は……5000!? 凄いぞカイン!」 一般の成人で3000の魔力を上回る数値に心底驚いた アルベイン「次はセリス来なさい」 セリス「はい、お父様!」 カインの魔力が高かったのでセリスにも期待を膨らませどいたアルベインであった セリスが魔力を水晶柱に流すとカインと同様に水晶柱が光り輝いて表示された数値を見たアルベインは落胆した アルベイン「な…なんと言う事だ……」 魔力測定機に表示された数値はたったの1なのである セリス「お父様……」 アルベイン「二人共、自分の部屋に戻ってなさい……」 二人自分達の部屋に戻って行った
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