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一通り合わせた後
澪祁が俺の方を向いて
シンバルをイジリながら
言った
澪「なんかさ,霧緋のドラム音綺麗だよな」
は…??ドラムなのに綺麗…??
霧「何だよそれ」
澪「ん~分かんねぇ。なあ狂喜く~ん」
ニッコリと笑顔で答えると
澪祁は狂喜のところへ行った
俺のが分かんねぇよ!!
なんとなく澪祁を目で追う
俺と同じ色の髪の毛が
サラサラと揺れて
ピンクはコイツに似合うなあ
とか思ったり
狂喜と話しながら
時折笑う顔はとっても綺麗で
霧「だから,俺はゲイかっつーの」
忘れるようにドラムを叩く
何が綺麗なんだよ
お前の方が
何倍も何倍も
綺麗じゃねぇの???
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