799人が本棚に入れています
本棚に追加
/211ページ
こう言う嫌な事?が待っている日は時が過ぎるのが早い…
キーンコーンカーンコーン…
「「さようなら」」
放課後になった…。
待ってましたのように俊が友人の所に来た…
「じゃ音楽室の掃除よろしく!」
俊がポンと肩を叩いた。
「?今日はお前らだろ…」
今日は友人は音楽室の掃除担当ではない。
「いいから必ず行ってね」
どうやら反論も聞いてもらえないらしい。
仕方なく行くことにした。
音楽室
まあ…どこにでもありそうな音楽室だ。
「失礼しま~す」
友人が音楽室に入ると一人の女子生徒がホウキを持って立っていた。
藤原絵里だ…
昨日の記憶が甦る
まずい…
どうする?
気まずい…
藤原絵里はとっさに友人とは逆の方を向いた。
「あっあの!…何で坂口君が…」
逆を向いているので表情が分からない。でも向こうが緊張しているのはわかった。
「…俊…荒木が変われって…その…」
思わず俯いてしまった。
「…そう……昨日はごめんなさい…急に逃げたりして…」
突然友人の方を向いて謝りだした。
(えっ…なんで謝られるんだ?)
友人の頭の中でちょっとした混乱がおきた。
最初のコメントを投稿しよう!