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「はぁ…おいチャトラ!お前俺を騙しただろ!帰るぞ」
鎧の男は槍を地面に二度つつくと槍と鎧は発光体になり空に消えた。
「まだまだだよお前。力が使えるようになったらまた相手をしてやるよ。俺の名前は秋奈、覚えとけ」
秋奈はそう言うと塀の上に跳び、屋根の上を走って行った。
「大丈夫か?」
ガシッ!
美咲は現れたと同時に胸ぐらを掴んだ。
「何唐突にいなくなってんだよ黒猫」
「いや、ほら俺戦闘専門じゃないし」
「戦闘専門?いや、話は俺の部屋でじっくり話てもらうぜ」
美咲は黒猫の胸ぐらを掴んだまま家の中に連れ込んだ。
「…要するに、お前は選ばれた猫でお前と俺が相性がよかったから契約を結んだわけか…ふざけるなよ?つかいつになったら体戻んだよ!?」
美咲は黒猫の頭を掴みキリキリと力を入れた。
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