第二節

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華雄を部屋に送り届けたあと、俺と恋は厨房に居た。 恋「久遠、料理…作れるの?」 久遠「伊達に旅してきた訳じゃないぞ?雑草食から満漢全席まで何でも作れるのだよ!」 と言ってから三分後… 恋「満腹…♪」 久遠「特盛炒飯30皿…柄にもなく張り切ったな…(苦笑」 恋の座るテーブルの上には直径50cmの特大の皿が積み重なっている。 恋「…?まだ…作るの?」 久遠「ん?ああ、目を覚ました華雄が腹減ってると思うんだ。 だから寝起きにピッタリなヤツを作ってやろうかなってさ」 恋「…久遠、優しい…♪」 久遠「この手で誰かが幸せになれるなら当然さね♪」 記憶メモリーから、作った料理で笑顔になる奴らの顔が浮かぶ… それで思わず顔がニヤけてしまう。 恋「久遠…ニヤニヤしてる」 久遠「思い起こせば自然とね」 さ~て、さっさと持ってってやるか♪
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