過去の傷

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稽古を行っている最中、リョウスケが父ダイスケに言った。 「なんでロボットを家に置かないの?」 リョウスケは淋しそうに言った。 「リョウスケ…ロボットなんかなくても今まで人間は生きてきたんだ。それに…」 ダイスケは少し息詰まった。 「それに?」 リョウスケはまた聞いた。 「ロボットは信用できんのでな…」
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