第一回幻想卿ドラフト会議

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 文のアイディアとは、自分が作る文々。新聞に管理者を集う広告を書くという物だった。(その代わりゴジラへのインタビュー、霊夢達が知る限りの情報を要求してきたが。)  その効果は上々で、参加者はどれも幻想卿では知らぬ者は居ないと断言できる程の上位クラスの妖怪達が名を連ねており何故、強力な力を持つ妖怪達がゴジラの管理権に固執するのかと言えば妖怪達の思惑があった。  近年、外から来る人間いわゆる外来人の数が徐々に増える傾向にあり、最初妖怪達にとっては食べられる食糧が増え喜ばしい事態だったが、次第に外来人達の能力が妖怪達を超えるようになっていった。  しかも、外来人達は外の世界に帰ろうとせず幻想卿に移り住む者が増え、幻想卿のパワーバランスが崩れる一歩手前というところまで人間側の力が強力になっていき丁度その時ゴジラが現れた。  ゴジラは外の世界では天変地異の様な人間には回避できない災害であったらしく妖怪側に有利な存在として認められたが、その日配られた文々。新聞に載せられた広告が妖怪達を驚かせた。 『餌無し!散歩無し!!見てるだけ!!!ゴジラの飼い主募集中』  その下にはゴジラの情報が載せられており清く正しくの肩書が正しいなら危険性が無い上に、まだ動物のため妖怪化し無限の可能性を秘め式神のような形をとれば実質最強の部下が手に入ると聞けば我の強い妖怪と物好きな人間が飛びつかないはずは無く、予想以上の希望者だったため3回に渡り面接を行いゴジラを住まわせる事が出来る広い領土を持ち、かつゴジラを押さえつけられる力を持つ妖怪or人間が数名選らばれた。
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