114人が本棚に入れています
本棚に追加
「でも、どうすりゃいいのよ‥‥‥。」
一様それの近くまで来たものの、その対処法で悩んでいた。
退治するにも奴を受け入れる物好きは居ないだろうから、おそらくタライ回しにされ根本的な解決には為らない。
「殺るか?」
多少跳躍した考えだが、最も手っ取り早く霊夢自身奴と戦ってみたいと思っていたため良い方法と思ったが却下、死体の後始末が大変だからだ。
「霊夢さん、何してるんです?」
「見れば解るでしょ?仕事よ仕事。」
霊夢に話し掛けたのは新聞の取材中の文だった。
「ところで、コイツ何者ですか?」
「私が知りたいわよ‥‥‥。」
「名前ぐらい有ると記事にし易いんですけどね‥‥‥。」
「あら、あるわよ?」
「何て名前ですか?!」
その言葉を聞き嬉しそうに文は霊夢にカメラを向けるが、霊夢は首を横に振り文の後ろに指を差していた。
「"ゴジラ"って言うらしいわよ?」
文の後ろには日傘を持った自称美少女の姿があった。
最初のコメントを投稿しよう!