出会い

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残っていたのは、人気のない委員会ばかりだった。 特に人気のない学級委員や美化委員にはなりたくないと思って、手を挙げようとすると、先生が私の方に来て、 先「尾崎さん、学級委員やらない?」と聞いてきた。 自慢じゃないが私は学年で6番目の成績で、先生方には人気もある。 しかも、頼まれると断れない性格なのだ。 先生の困った顔を見たら断るに断れなく、 先「尾崎さんなら、ピッタリだと思うの!」 最後のこの言葉で私はしょうがなく、 あ「わかりました。学級委員やります。」と言った。 先「ありがとう!本当、尾崎さんは頼りになるわ。」と言われ、私も少し嬉しい気持ちになった。
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