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小野くんの家を出たところで、亜美が
「私、ちょっと寄るところあるから、ゆうきくんあやの事送ってあげてくれない?」
と言い出した。
今日一日、小野くんと二人で、ずっとゆうきくんと私をくっつけようとしてたのがバレバレだ。
少し怒ろうと思った、その時。
ゆ「わかった!行こう!」
あ「いいよ・・・。すぐそこだし。」
ゆ「もう暗くなってきたからダメだよ!」
亜「そうだよ!ちゃんと送ってもらいなよ!じゃあ、また夜電話するね!」
と小走りで行ってしまった。
あ「なんか、ごめんね・・・。」
ゆ「全然!僕も同じ方向だし気にしないで!」
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