1人の青年

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翌日 瞬は家にも帰らずに車好きな友達の家へ行った。 瞬「だから本気で見たんだって。こうなんか車高が低くてさ、こんなでっかいスポイラー付けてさあ」 興奮している瞬を冷たい眼差しで見る男。 車好きの瞬の友人拓哉だ。 彼は瞬と違い免許を取るまでは絶対に車に乗らないと決めている。 拓哉「いる訳ねぇーだろ。マクラーレンなんて。日本にそんな金持ちはいねーよ」 そう言って拓哉は話に取り合ってくれなかった。 仕方なく瞬は拓哉の家の一階でガレージを営んでいる、彼の親父に話しをした。 親父「そいつが本気ならお前ついてるよ」
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