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翌日。
瞬の父が一台の車を持ってきた。
瞬「…だっせぇ」
父「てめぇにはお似合いだ!馬鹿息子!!キーだ受け取れ」
そういって古いキーを手渡された。
瞬「ダサいけどなにか感じるこの車…」
父「なんかいったか?」
瞬「なんにも」
父「もうすぐてめぇも高校生だ。バイトでもなんでもして、燃料も駐車場代もてめぇで払えじゃあな」
父はそう言い残し家へ向かった。
瞬「こいつに渦巻くこのオーラ。この前の殺人野郎の外車より危ないぜ」
瞬から遠ざかる父は呟いた。
父「もうあの車の気違いさに気づいたか糞ガキ。ここから楽しみだぜ」
瞬の父には笑顔がこぼれた。
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