第一章 1羽 決意

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二羽 タイマン 俺たちの学校は一年が一階、職員室や技術室などは二階、二年生は三階、そして三年生が四階だから三階の階段を登っていたとき! [トスッ] 何かが刺さる音がした。 「ん?」 竹留が自分の足を見ると、なんとダーツの矢が刺さっていた 「ぎゃあぁあぁあぁ!!!!」 バタバタッ!竹留がのたうちまわる。 「ぎゃっはっは!流石に痛かったか?」 大貴たちが周りを見るとそこに上野がたっていた。 「てめぇ!!」 大貴が殴りかかると上野はそれを難なくかわした。 「だぁれか俺とタイマンはってくぅれねぇかぁ?」 ふざけたように上野が言った。 「俺が…」 大貴が言った時、 「俺がやる。」 と竹留がしゃしゃり出てきた。すると守が肩をぽんっと叩いて、みぞおちを殴った。 ドゥッ。 音が響く。 「がっ……ま、まもる…てめっ……。」 ドサッ。 守が呟いた。 「今のお前じゃ、アイツに勝てねーよ。」 そして守と上野のタイマンが始まった。 「うおらッ!!」 先に手を出したのは上野だった。
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