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二羽 タイマン
俺たちの学校は一年が一階、職員室や技術室などは二階、二年生は三階、そして三年生が四階だから三階の階段を登っていたとき!
[トスッ]
何かが刺さる音がした。
「ん?」
竹留が自分の足を見ると、なんとダーツの矢が刺さっていた
「ぎゃあぁあぁあぁ!!!!」
バタバタッ!竹留がのたうちまわる。
「ぎゃっはっは!流石に痛かったか?」
大貴たちが周りを見るとそこに上野がたっていた。
「てめぇ!!」
大貴が殴りかかると上野はそれを難なくかわした。
「だぁれか俺とタイマンはってくぅれねぇかぁ?」
ふざけたように上野が言った。
「俺が…」
大貴が言った時、
「俺がやる。」
と竹留がしゃしゃり出てきた。すると守が肩をぽんっと叩いて、みぞおちを殴った。
ドゥッ。
音が響く。
「がっ……ま、まもる…てめっ……。」
ドサッ。
守が呟いた。
「今のお前じゃ、アイツに勝てねーよ。」
そして守と上野のタイマンが始まった。
「うおらッ!!」
先に手を出したのは上野だった。
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