突然の出会い

7/7
前へ
/18ページ
次へ
逃げようとした私の、右手首をいつの間にか掴まれた。 逃げようにも、逃げられそうにない・・・。 「悪い、言い忘れてた」 「・・・何ですか?」 掴んでいた右手首を上に持ち上げ、スルッと滑るように手に私の右手に滑らせた。 手を持ち、指に口付けながら・・・ 「俺の、専属モデルをやってくれないか? お嬢様?」 ・・・。 「え~~~っ!!!」 さて、私の夏休みは・・・どうなるのでしょうか? この人に拉致られた、夏休みが・・・とても大切なものになっていくことに、今は全く気がついていなかった・・・。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加