4、アーシャナル島の守り神

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左吉 「その頃あいつらは…てやんでい!!」 菫 「き…綺麗な、ほ…星空…ね」(ぎこちない演技を) ダリアス 「だめだめー!!もっと女っぽくー!」 菫 『なんで俺まで演技指導されてんだよ…』 ダリアス 「下手だったから近くのスーパーまで走ってジュース買って来てー!」 幸人 「あ!俺のもよろしく!」 菫 「はぁ!?ざけんな!なんで俺がパシられなきゃなんねーんだよ!」 ダリアス 「あはははは!下手だから!」 幸人 「早く買いに行かなきゃ…さっきの演技の映像を学校で全校生徒の前で流すぞー!」 菫 「おま、お前録画してたのかよー!!」 左吉 「結局行くことになった菫…偶然奴と出会った」 菫 「あ…あいつは…確かクラウドって奴…だよな…」 クラウド 「く…人生の分かれ道か…」 左吉 「ケーキ屋の前でウロウロしてるこいつぁ…ただの変人だぁ」 クラウド 『俺の大好きなモンブランを買うか…それとも…く…』 菫 『…まさかケーキ屋襲うつもりか?いやセーフティーもそこまで暇じゃないだろ…』 クラウド 『いやいっそ両方…あぁぁぁだめだ!!今月の給料ほぼモンブランで使ったんだった!!』(頭を抱えながら) 菫 『…あいつケーキ屋の前で頭抱えて…へんじ…ん…。あー…一応声かけるか…』 菫 「おい何してやがる!!」 クラウド 「!?な、何故ここに…まさか…俺の気持ちが通じたか!?」 菫 「…は?何言ってんだよ?」 クラウド 「今モンブランを取るかお前を取るかで悩んでたんだ」 菫 『こいつまともだと思ってたが…1番変態なんじゃ…関わらないようにしよう』
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