Black・World

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「幻夢だっけ、ホント何も知らないんだな、まぁこればかりは実戦あるのみだから、別ん事教えてやる」 幻夢は少しムスッとした様子で言った。 「だって校長何も教えてくれなかったもの、クラスしか」 「ふむクラスは知ってるか、じゃあクラスアップの仕組みを教えてやる、Kは三勝、Mは三連勝、Gは五連勝、Tは七連勝でクラスアップできる、しかしクラスアップにはクラスアップマッチってシステムがあって、リーチがかかった同じクラス同士での対戦になる、ちなみにその時勝ったチームは負けたチームからメインバッジを貰う事ができるって感じだな」 「複雑だな」と言いつつも理解していた。 「あとおまけだクラスが上がるとサブバッジとして使える数が増えていく、最大でメイン(1)+サブ(4)で5個だな」 「いやーいろいろとありがとう白鎧、これからどうすんの?」 白鎧は覇皇との戦闘でメンバーをほぼ消されていた。 もとは7人だが今は一人。 「どっかに拾ってもらうさ、お前も気をつけろよ、『新入り潰し』が絶対くるから」 白鎧が行った途端、無数の視線が幻夢に集中した。
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