Black・World

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幻夢が会議室にて、大神校長と話している間に、大きな戦闘があった。 場所は校門周辺。 「ありえない!!勝てば無条件でクラスアップできる【パンドラの箱】が……覇皇だとォ!?」 「カカカカ!!!アレェ?どうシタノ?それでもTクラスなんジャないノ?」 Tクラスのチームが覇皇と戦闘をしていたのだが、圧倒的パワーの差に7人いたメンバーは既に残り二人になっていた。 「覇皇、別名【黒皇】(ブラック・カイザー)やはりその名はだてでは無かった…あれでまだバッジ二つだろ…」 覇皇は四階建ての校舎と同じくらいの高さで浮遊していた。 真っ黒なねじれた鱗の龍のような鎧を纏い、上空から相手を見下ろす。 「動作(モーション)『チェンジ』【黒太陽】(スフィア)コレを破っていたダカナイと…楽しくナイんダガ」 「あの鎧…あまりに防御力が高すぎる!!こちらの最大攻撃が無茶苦茶な軌道で受け流される!!」 覇皇がとてもつまらなさそうな顔で言う。 「あまりに進展ないシ…消しマスカ…ククキキ!!」 Tクラスのチームは青ざめた。
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