プロローグ

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『何の事を言ってるのか分からないな。 だが祖父が呼んでいるなら仕方ない―――本社に顔を出すとするか。 ただし―――学会の発表が終わってからだ。 それで構わないだろう?』 すると、笹木は軽く頷くと、俺からスーツケースを受け取り、 『大学までお送りいたします』 と、俺の前を歩き始めた。 .
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