ナゾの男

2/5
前へ
/15ページ
次へ
「結構金使っちゃったなぁ…。」 俺はゲーセンから家に帰ろうと歩いていた。 その時、突然後ろから肩を叩かれ振り替えるとそこには1人の男が立っていた。 「篠崎悠斗さんですね…。」 「!?…なんで俺の名前…てかアンタ誰?」 男は俺の質問を無視して続けた。 「右手の甲にあるその薔薇のアザ…やっと見つけました…。」 「はぁ!?アンタなに言ってんの?」 確かに俺の右手の甲には生まれつき薔薇の形をしたアザがある。だけどそれが何だって言うんだ? 「やっと見つけた…私達の勇者…。」 「ゆ、勇者ぁ?」 ヤバイ…コイツ頭おかしいのかもしれない。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加