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「結構金使っちゃったなぁ…。」
俺はゲーセンから家に帰ろうと歩いていた。
その時、突然後ろから肩を叩かれ振り替えるとそこには1人の男が立っていた。
「篠崎悠斗さんですね…。」
「!?…なんで俺の名前…てかアンタ誰?」
男は俺の質問を無視して続けた。
「右手の甲にあるその薔薇のアザ…やっと見つけました…。」
「はぁ!?アンタなに言ってんの?」
確かに俺の右手の甲には生まれつき薔薇の形をしたアザがある。だけどそれが何だって言うんだ?
「やっと見つけた…私達の勇者…。」
「ゆ、勇者ぁ?」
ヤバイ…コイツ頭おかしいのかもしれない。
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