瑠×黄小説③

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黄「…やっぱ無理だっ…」 瑠「…何がだよ」 黄「瑠樺さんをっ…誰にもっ…渡したくない…」 瑠「…は?」 瑠樺さんがびっくりして俺を見ている。 あーもう涙も本音も止まらない。 黄「瑠樺さんは…子供…欲しいんでしょ?」 瑠「…え」 黄「俺っ…瑠樺さんの子供産めないから…このままじゃ瑠樺さん幸せになれないから…だからっ…別れようとしたけど……俺にはもう無理だ…!!」 瑠「…」 言ってしまった… 俺ダメダメだ… 俺は目を瞑って瑠樺さんの言葉を待った。 すると 瑠「…お前ばっかじゃねぇの?」 黄「…………へ?」 瑠樺さんからまさかの言葉が飛んできた。 びっくりして瑠樺さんみたいなポカン顔になってしまう。 瑠「はー…まじ脅かすなよ…」 瑠樺さんはため息をついてまたぐたっと俯いた。 黄「えっ?えっ?;;」 何その反応;; 意味わかんないよ(;Д;) 瑠「お前…そんなことで…」 黄「なっ!!そんなことって…俺は真剣に」 グイッ 黄「!!」 瑠「やっと抱きしめられる…」 俺は力強い瑠樺さんの腕の中に収まった。 瑠樺さんの体温、匂い。 久しぶりで心臓が跳ねた。
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