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黄「瑠樺さん…」
瑠「ったく、空回りしやがって…」
黄「…だって…」
瑠「俺はお前以外いらねぇよ」
黄「!!」
瑠樺さんは静かに囁いた。
瑠「勝手に自分は必要ないとか言ってんじゃねぇよ」
黄「……瑠樺さんは…俺と居ていいの?」
瑠「だからお前じゃなきゃ意味ねんだっつの」
黄「っ…ぅっ……ゴメン…ばかでゴメン…」
ばかなことして傷つけたね。
瑠「もうわかったか?お前の心配は無意味だって」
黄「うん……追いかけてくれてありがとう」
瑠「…別に」
抱きしめられていて瑠樺さんの顔見えないけど
照れてるんだなってわかる。
瑠「…二度と『別れる』なんて言うんじゃねぇ」
黄「…はい」
誓います。
俺は強く瑠樺さんを抱きしめ返した。
瑠「…あ゛ーさみぃ!!こんな寒いのに俺のこと待たせやがって…さっさと中入れろ」
黄「ちょ…早速俺様!?感動してたのに…」
瑠「あ?もうぜってぇ言わねぇから」
黄「えぇ!!?そんなー;;」
瑠「んなことはいいから早く開けろ」
黄「うー…はいはい」
大切なあなたの為に
幸せを願って身を引くことは俺にはできないから
大切なあなたの為に
めいいっぱい幸せを感じてもらえるように頑張るね。
『将来子供は何人、そして男の子と女の子どちらが欲しいですか?』
瑠「こいつで手一杯なんでいりません」
黄「…なにそれ///」
-END-
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