114人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
そんな二人のおふざけな一連が終わると同時に、
「おまえら、ボキのことわすれてない?」、と悲しそうにやってきたつるの剛士星組。
「あ、つるにぃ、にいちゃんやって♪」
上地が満面の笑みで言う。
「いまさらなんだよ!ボキのこと忘れてたくせにーっ!」
「だーて、たけにぃ、どうせセミの本よんでいたんでしょう?なら、自業自得です」
そうぴしゃ、と言い放つ野久保に皆納得してしまう。
「たしかにね、こりゃあつるちゃんがわりぃわ」
優樹菜が呆れたように言う。
「ゆき、ことばづかいわるいよ?ちゃんとなおしなさい」
「はい、おねえちゃん」
など、いきなりおままごとを勝手に始めてしまう優樹菜と里田。
「じゃあ、つるちゃんはちょーなんだね♪」
.
最初のコメントを投稿しよう!