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「ついてねぇなぁ…」
零は玲華を奥に押し込むと男の方を振り返り、構える。
「あんた何やってんのよ。
私を置いて逃げなさい!」
玲華は零を止めようとする。
しかし零はそれを手で制止する。
「幼馴染み助けらんなかったら男がすたるだろ!」
そう言うと零は懐から十得ナイフを取り出す。
「そんなもので私を倒せると思っているのかね?」
男は指輪を零に向ける。
すると周辺に風が吹き荒れ、そして零は何かにぶつかって後ろの壁に叩きつけられる。
「がっ!?」
そして零はその場に倒れた。
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