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シャァ-ッ
「ン゙ー...」
眩しい光で目が覚めた
「おはよう!すばる」
香奈がカーテン開けながらいつもの笑顔で話しかける
あんなヒドイ事したのになんで笑ってんねん...
「コーヒー入れたから飲も♪」
香奈の笑顔で余計辛くなる
「なぁ...昨日の事...なんも聞かへんの?」
香奈は心配そうに俺を覗きこんだ
「聞いていいの?すばるが何か悩んでるんなら、力になりたい」
真剣に真っすぐ見つめてくる瞳
力になりたい言われても…
「香奈に…俺の傍にずっとおってほしい...お願いやからヒナのとこ行かんといて?」
自分でもわかる
情けない声と表情…
そんな俺を見て香奈はキョトンとしてる
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