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言葉を詰まらせる美穂にイライラしてつい口調を荒げてしまった
「中丸が何💢はっきり言えよ!」
……
相変わらず喋んない美穂に痺れを切らして俺が話し出す
「…答え聞きたくないんだけど…、美穂は…中丸が好き…なんだろ?」
この質問が…
美穂の怒りに火をつけた…
「はぁあっ!?💢雄一クン好きとは竜也やろもん!!」
さっきまでとは一変、めっちゃ怒鳴りだした…
「休みん日にわざわざ雄一クンと買物行って?あたしが帰り遅くなるってゆったら雄一クンとご飯食べ言って?しかも!昨日あんた寝言で中丸ってゆったとよ!?💢そがん中丸がよかなら雄一クンと一緒に住めば!?…もぅ…マジわけわからん💢」
最後の方は涙流しながら…でも最後までキレてる💦
てゆーか…俺が中丸を好きって…あいつ男…💧
どんだけ余裕ないんだよ…
「言いたい事は…それだけ?」
「…ッ…好き…ゥ…竜也が…ッ…好きなの…竜也じゃなきゃ嫌なの…ヒック…離れてかないで…」
ここまで自分を追い込まないと素直になれない不器用な美穂を、壊れないように俺が守ってあげなきゃって思った
「嫌って言われても離れてあげないよ?フフッ..俺だって美穂が好きだもん♪」
優しく抱きしめてあげると、それに応えるように美穂の腕が俺の首に絡む
「にしても…クッ…中丸に嫉妬とか…重症だね…アハハッハハハ…ッハァッ…夢中にさせてごめんね♪」
「…バカ///」
すごく嬉しかった。俺の前で感情剥き出しにしてくれたこと…俺も美穂に夢中なんだよ///
でも…俺が美穂と中丸の関係を疑ったことはナイショ♪
fin.
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