うえぽん。。の頭ﾝ中

中丸ｸﾝの憂鬱

ｶﾞﾁｬ｢ただいまぁ………｣

｢『………………。』｣

玄関を開けると俺のｼﾞｬｰｼﾞを着た若い男が立っていた

中丸家に男は父さんと俺だけなはずだけど…

『あぁ…お帰り…鼻丸』

｢ここ俺ん家だし…てか中丸だし！……って違うだろ!!何やってんの??赤西｣

目の前の男は同じ学校で同じｻｯｶｰ部の2年のｴｰｽ、赤西仁。今日部活をサボっていた…

『中丸こそなにやってんの？』

｢先輩つけようか…って、違う!!赤西は俺ん家で俺のｼﾞｬｰｼﾞ着てなにやってんの!?｣

『はぁ!?ここ中丸ん家なの!?…どぉりで、どっかで見たことあるｼﾞｬｰｼﾞだと思ったんだよね♪』

最初から言ってるじゃないか…得意げに呑気な事言ってるけど…俺まだ状況わかってないんですけど?

ｶﾞﾁｬ『仁～?あれ?お兄ちゃん帰ってたの?お帰り～』

はいｽﾄｯﾌﾟ!!おかしくね?今の発言!

『ご飯できてるよ?仁もおいで♪』

｢ちょっと待て!!どぉゆぅ事?おまえら…｣

『え?あぁ、紹介するね。お兄ちゃんと同じ学校の赤西仁ｸﾝ♪知ってる?』

『お兄ちゃんと同じｻｯｶｰ部の赤西です♪ﾖﾛﾋﾟｸ～』

｢そんなの知ってるよ！その赤西が何で家にいて俺のｼﾞｬｰｼﾞ着て…ｯ…飯まで食うつもりなのか！？｣

入部してきた時から態度ﾃﾞｶｲと思ってたけど…ｲﾔ…普段から俺様なやつだけど…よそ様のお宅でもそんななのか!?

『飯は…まぁ、おかまいなく♪寝るとこさえあれば｢泊まってく気なのか!!?｣』

あぁ…頭痛てぇ

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