1~oneself~

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窓から差す、爽やかな朝の光で夢から醒めた。 なにやらずっと見ていたかったと思えるぐらい幸せな夢を見ていた気がする。 「はぁ…」 よいしょ、と出すつもりもない生理現象のような独り言を漏らしながら布団から体を起こす。 全く習慣ってものは恐ろしいと思った。なんだって起きなくてもいいはずの休日なのに、こんないつもの時間に起きてしまったのだろうか。 だったら、と二度寝も考えたが止めておくことにする。休みになったら色々しようと思ってた事が。 …無いな。 まぁ…何かするさ。               ‐
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