つきのおさかな。
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『[いただきます]はね、生きているものの命をもらうから[いただきます]なんだよ。』 不意に、光樹が話し始めた。 「命をもらう・・・。」 『そう。[ごちそうさま]も同じ。命をくれたものに[ありがとう]って意味でいうの。ばーばに教えてもらった。』 「[ばーば?]」 『そうだよ。ばーばはなんでも知ってるの。わたしのおばあちゃん。』 光樹は誇らしげに言った。
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