つきのおさかな。

37/82
前へ
/85ページ
次へ
いそいそと光樹がクッションに横になったのを確認して、布団をかける。 『やっぱりいつもよりぬくいよ。』 「自分でもそう思う。後でご飯作るからね。」 『いいよ無理しないで。』 「ん。」 横で寝ている光樹の体のひんやりが心地よくて、すうっと目を閉じる。 そのまま、意識を手放した。
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加