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食堂車に付き席を案内され水を飲み一息つくと
「コロッケ定食一つ練は?」
意気揚々と小娘は定員も聞きにきてないのにサッと手を上げ大きな声で頼む
「メニューがないぞ…じゃコーヒー」
(まずなにから聞こうか…こいつの名前…この電車…おれをどこに連れていくのか…あの闇…なぜおれの名前をしっているのか)
「あっ自己紹介忘れてましたわたしは『ヒトミ』天界にすんでいて神様のアシスタントってみたいな事してるかな~?ルールで練にわたしのやろうとしている事は教えられません…あの闇は失格者が向かう場所」
(なに天使?ってやつか?心を詠んだりできるのか?夢だなこれは夢だ…悪夢だヤケクソだ)
「おい味噌サバと納豆あとトリュフ・フカヒレ・ホアグラを使った料理を頼むあと酒だあのなんだっけ『越乃寒梅』あとなんだ?『ナポレオン』」
これはおれの夢なのだから食ったことないもの…飲んだ事ないものを頼んでやる
「あはははは食べたことないものと好物か?乏しい知識(笑)もっとあったろ(笑)夢じゃないよこれは」
「夢じゃない?おろせ!ますぐに!…」
テーブルに両手をたたき付けすぐさま『ヒトミ』の胸ぐらを掴む俺の目は瞬きをしたら涙がかっつにでそうだ
「ま~ま~…落ち着いて」
覇気のない低い声とともにテーブルに俺の頼んだんコーヒーが置かれる
横をみるとレトロな正四角形の塊の燕尾服をきたロボットがいる
「ささ料理の到着ですよ…鯖の味噌煮にトリュフのイカすみパスタにフカヒレの姿煮にフォアグラと小羊のミルフィーユ焼きとコロッケ定食…他に御用のさいはわたくしめアンジェリーナ・タカナイ・フランソワ・ハードル・ベリエッタにおもうつけください」
どうやらウエイターのようだ
しかし呼びづらい見てくれからこいつを『豆腐』と呼ぼうか…
「豆腐…でもかまいませんよ(笑)なんなりと…」
アンジェリーナ・タカナイ・フランソワ・ハードル・ベリエッタは深々とおじきをしてテーブルから3歩ほど後へ下がる
(こいつもヒトミの仲間なのか…さっき俺はおろせといったけど降りる先はあの暗闇なのか?それともこいつらの住む世界か?それとも…あの暗闇がこいつらの住む世界なのか?…本当に夢でないのなら正直怖い…)
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