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「あ、あの……隊長、質問いいですか？」
２人になった時ニーナが声を掛けてきた。
「ん？どーした？」
「オペレータールームは……」
そっか、仕事場を見ておきたいか。そうだよな、なら見に行くか。
「案内する、ついて来な」
そういい隊長室を出る、ニーナといえば俺の３歩斜め後ろを歩いている。
隊長室を抜けるとリビングに出た。かなり広いスペースを設けていて食事等はここでできるな。
天井は吹き抜けになっており二階への階段がすぐに見える。
部屋等は既に確認済みだ、だからオペレータールームの場所も既に把握している。
「こっちだ」
そういってたどり着いたのは二階の一室、扉には【ニーナ】のプレートが掛かっている。
「え……？私の部屋……ですか？」
少し混乱気味のニーナだが無理もない……
「アレ……見えるか？」
そうして指差したのはリビングの吹き抜けのニーナの部屋の奥の部屋。
「……あれですか？」
そうして見て少しずつ理解してきたようだ。
「オペレータールームは君の部屋を抜けた先にある、恐らくは緊急出動ようにオペレーターと連動させるための処置じゃねーかな？たぶん」
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