特別捜査課

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ガキの頃テロがあった。 んーで良くあるじゃん?人質と要求?アレだよアレ。 その要求が仲間の解放、そんで……人質は少年一名の名前はライル少年。 あ、ガキの頃の俺な。 親父とお袋はそん時の強攻犯の半ば暴走とも言える行動にて殺され見せしめにされた。 銀行にいた30人中29人殺害、つまり俺は生き残りだったワケで……。 心理的にはこーだろう。 大量に殺害、脅しではない、どれほど本気か思いしったか! ガキだけ人質確保、オラオラ餓鬼やっちまうぞー?おまいらこんなガキがおっちんじまってもいいのかー?同情とか倫理とかねーのかー? まぁそうだよな?ガキならなんとか助けようとするわな?俺だってそー思うさ。 だから……助けようとしたワケよ、隙見て強行突破、呆気なくカタはついたらしいが…… ソイツラが凄かった、早い強いすげぇと三拍子。ガキながらいろんな事に絶望やらしてた俺も目を奪われた。 「……大丈夫か?よく頑張ったな」 そう言って隊員が俺の頭撫でてくれた、それもよく覚えてる。
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