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サボりと遅刻の常習犯､
土方十四郎は､先ほど､担任の坂田銀八に呼び出しをくらったところだった｡
「…なんすか｡」
ムスｯとした態度で､土方は銀八の前に立つ｡
「まぁまぁ､そう怒るなって｡悪いのはお前なんだしよー｡」
そう言われた手前､土方は何も言い返せなかった｡
「まぁ､ここのは糞校長なのと､担任がこんなんなのもあるから､お前はやってけるだけだぜ？他の学校だったら､お前､やべーんだぜ？」
「……｡」
言葉に詰まる土方に､銀八は更に言う｡
「…お前､タバコ吸ってんだろ？」
「ｯ…なんで…」
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