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本に書かれていたとおり、指先をナイフで少し切った。
流れてくる血で魔方陣を描く。
それから魔方陣の真ん中に血を一滴たらした。
『なんでもいいから!悪魔でも死神でもいいから!私を独りにしないで!』
必死に願う彼女の瞳には涙がうかんでいた。
「これも……ダメね…」
しばらくして諦めようとしたとき、魔方陣の真ん中あたりから白い煙ができてた。
部屋には風が吹き荒れて。
本がぱらぱらとめくれる。
すると……魔方陣からでてきたのは……
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