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有天が寝ている間、
僕はずっと有天の頭を撫でていた
有天は、気持ち良さそうに寝ている
有天「・・・俊・・・秀・・・」
俊秀「えっ?」
有天に名前を呼ばれた途端
胸の鼓動が早くなった
どうして・・・
なんでこんなに胸が苦しくなるの?
胸を抑えて、有天を見ると
有天は綺麗な寝顔をしていた
俊秀「・・・どうして・・・こんなに・・・・胸が苦しいのかな・・・」
頬が赤くなる
ねぇ・・・有天・・・・
もしかしたら・・・僕は・・・
有天を・・・好きなのかな・・・?
ガラッ
在中「有天!!」
俊秀「しっ~!!」
瑜乃「大丈夫なのか?」
俊秀「今は寝ているよ。」
在中「よかった・・・」
在中は、有天の頭を撫でる
あれ・・・なんでだろう
なんか・・・嫌だ
触ってほしくない
最強「俊秀?」
俊秀「・・・・」
最強の言葉も頭に入らない
瑜乃「・・・」
瑜乃も切なそうに二人を見ていた
そっか・・・瑜乃も在中のことも
好きなんだっけ
有天「・・・ん、在中?」
在中「大丈夫か?」
有天「うん。在中がずっと?」
在中「いや、俊秀がいたんだ」
有天「そうだったのか。俊秀」
俊秀「何?」
有天「ありがとうな」
俊秀「平気♪」
有天に頭を撫でられて嬉しくなる
在中「じゃあ、俺と瑜乃は行くな」
瑜乃「無理するなよ」
有天「ありがとう。」
最強「僕も行きますね。俊秀、後はよろしくお願いします」
俊秀「うん」
三人がいなくなり、二人きりなった
心臓の鼓動がうるさくなる
有天「俊秀・・・」
俊秀「なぁに」
有天「俊秀・・・手握ってて」
俊秀「いいよ」
僕は、有天の手を握った
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