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寮につき、リラックスしていると
コンコン
有天「はい」
ガチャ
在中「有天・・・」
珍しく暗い在中
俊秀「どうしたの?」
在中「俺・・・俺・・・」
瞳に涙を溜めて、
今にも泣きそうな在中を部屋に入れた
隣に座り背中を摩る
有天「どうした?なにかあった・・・?」
こういう時の在中は弱い
硝子のように傷付きやすい
在中「もう・・・分からない・・・」
俊秀と顔を合わせるが
よく分からないという顔をしている
俊秀「どういうこと・・?」
在中「・・・ヒッ・・・瑜乃がね・・・誰かと・・・ふぇ・・・話してると・・・ここが・・・苦しい・・・」
そう言って、在中は自分の胸に手を当てた
有天「なるほどね・・・」
やっと気がついたんだな
有天「在中。目を閉じて」
在中「?うん。」
有天「今、在中の目には誰が映ってる?」
在中「・・・瑜乃」
有天「瑜乃が違う誰かと一緒にいたら嫌?」
在中「・・・嫌」
有天「瑜乃と一緒にいたい?」
在中「いたい・・・」
有天「クスッ・・・目を開けて」
在中「有天・・・?」
有天「在中・・・それは恋だよ」
在中「恋・・・?」
有天「そうだよ」
在中「でも気持ち悪いよ・・・男が男を好きになるなんて」
俊秀「そんなことないよ」
有天「性別なんて関係ないよ。」
在中「有天・・・俊秀・・・」
俊秀「僕たちは、応援するよ」
有天「ねっ?」
在中「ありがとう・・・」
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