変態幻想

ようこそ幻想郷へ

「あ、あぁ俺は三巴 龍也（みつどもえ りゅうや）って言います」

「わたしは風見 幽香（かざみ　ゆうか）。三巴なんて変わった苗字ですのね」
「あぁ、よく言われます」

軽く自己紹介をし会釈したところで、龍也は本題を思い出す。

「っあ！あの！ここどこですか!?」

「？突然何を？」

「あの、俺！突然変なこと起きて吸い込まれて気づいたらココに････」

慌てた様子で喋るせいか、相手は頭にはてなしか浮かべていない。

「落ち着いて、ゆっくり話してくださる？」

「っあ、はい。あのですね････」

その女性、もとい幽香に龍也は事の始末（しまつ）を一部始終話し、今いる場所と、時間を聞いた。
相手は紳士に話しを受けてくれたため、話しやすくことは進んだ。