第一章 家にまつわるタブー

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『正方形と三角形の土地に、家を建ててはいけない』 家を建てる時に、まず考えなければならないのは土地です。 家を建てる際の、理想的な土地は、四隅が直角になった長方形の土地です。 それが最も安定した状態の土地で、その家にツキを呼び込んでくれると言われています。 その逆で、出来ればそこに家を建てない方が良いという形の土地も存在します。 まずは、正方形の土地。 四隅が直角であるから、正方形の土地は一見問題がないように思われますが、正方形というのは、神のいる場所とされているので、人が住む場所としては向いていません。 三角形の土地も、あまり良くありません。 三角形というのは、死に装束の三角巾からもわかるとおり、神仏を表す正方形の半分ということで、成仏していない霊を表しているそうです。 だから、三角形の土地には、このような未成仏霊が存在していることも少なくないそうです。
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