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私の名は宮下 恵理子。
私はある裏組織から依頼を受け、それを遂行する
その仕事は警察に代わって超危険な犯罪者を捕まえる事。
仕事と言ってもそんなにキツさを感じた事はない。まぁ言うなればバイト程度だ。
警察が無能とは言わない。でも警察が追える犯罪者には限りがある。
私は警察の手に余る犯罪者、強いて言えば野放しにしたら大変な事になる奴らを捕まえているのだ。
まぁ普通に考えればそんな組織があるなんて漫画かアニメの話に思うだろうが?
この世界には確かにあるのだ。普通の人達には知覚できない裏の世界というものが
彼らは影をひそめ、世間に露呈しないように事を行い再び闇に帰って行く。
まぁ私はそんなにヒキコモリでもない。
これでも高校に通う18歳だ!
「何ニヤけている?」
微笑む私を見てクリフが聞いてくる。
「何でもないよ」
「…まぁ何でもいいがな」
その言葉に私は安堵する。
良かった、クリフもう怒ってないみたい。
無口なオッサンだけど、大切なパートナーだしね。
この人はクリフ。私をサポートしてくれる裏組織の人間だ。
もうかれこれ2年くらい一緒に仕事をしてきた。
髪は角刈り。いつもタバコを吹かしている。
いつもスーツを着ているのでヤクザみたいな感じがあるが、本当は面倒見がいいと私は思う。
だからこれまでやってこれたんだしね。
でも気になる事が一つ
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