MY routine(私の日常)

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それに性格も単純で子供っぽいし。カッコイイには程遠い人種だ。 「まぁそんなに怒るなよ亮太。恵理子だって3年生だし、色々大変なんだよ」 そう私の弁護をしてくれるこいつは皆川 勘治。亮太と同じ私の友達だ。 見た目はヒョロとしていて目が細い。優しくて気が利く男だ。男としてはまぁまぁの質だが、まるで鼠みたいに出ている出っ歯がその質を下げているようにも思える。 まぁどちらも一応私のかけがえのない友なのだから邪見はしないけど。 「そうよ。それに子供みたいに何回も呼ばなくても起きるわよ」 「誰が子供だ!それにまだ2回しか呼んでない!」 そう怒鳴る亮太。 あれ?確か何回も呼ばれたような? …まぁいいか。 これも暑さのせいだろう。 妙に響いて聞こえたんだきっと。 …しかし二人共、自分がまだ1年生って自覚あるのかなぁ? そう、実を言うと こいつらはまだ高校1年生。 でも私は高校3年生。 どう考えてもタメ口で話せる間柄ではない。 …では何故タメ口なのか? 私のせいなんだなこれが…
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