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「『龍翔は馬鹿で阿呆で
プライドが高くて
無駄にお人好しです。
でも彼は私が貴方に
好意を寄せている事に
いち早く気が付きました。
貴方がこの手紙を
読んでいるということは
私は彼に殺されたのですね。
とても不思議な気がします。
でも私は彼に殺されても
恨んだりしません。
彼がもし貴方の前に
再び現れたとしても
殺さずにできるだけ
受け入れてください。
そしてもう一度
叩き直してください。』
…ということで
叩き直してあげるね」
屈託の無い頬笑みを浮かべて
恐ろしいことを口にする姫様。
俺の頬が引きつったのは
言うまでもない。
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