‡4.reason

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「『龍翔は馬鹿で阿呆で プライドが高くて 無駄にお人好しです。 でも彼は私が貴方に 好意を寄せている事に いち早く気が付きました。 貴方がこの手紙を 読んでいるということは 私は彼に殺されたのですね。 とても不思議な気がします。 でも私は彼に殺されても 恨んだりしません。 彼がもし貴方の前に 再び現れたとしても 殺さずにできるだけ 受け入れてください。 そしてもう一度 叩き直してください。』 …ということで 叩き直してあげるね」 屈託の無い頬笑みを浮かべて 恐ろしいことを口にする姫様。 俺の頬が引きつったのは 言うまでもない。
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