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―――――――
あの日…
雪のように桜の花びらが
舞っていた日のこと。
夜桜が綺麗で空には満月。
その満月の下で
僕の未来が狂った
足元には血刀と
致命傷を負っている
大切にしていた部下。
僕はナイトと呼んでいた。
隣には立ち尽くす
ナイトの弟。
涙、悲鳴、後悔、慨嘆、哀惜
それらよりも強く
『裏切り』
それに対する
『悲しみ、苦しみ』
なんで…?
なんで殺した?
あんなに仲良しだったのに
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