カウント~1年目初春~

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そんな記憶を突然切ったのは夏世だった。 「私…近い内に東さんに告白する」 その言葉に晴火は夏世を見ると、夏世は恥ずかしそうに微笑んで頷く。 晴火もそんな夏世を見て言った。 「頑張れ」 夏世と晴火は一通り店や出し物を見ると、もう大分日は傾いていた。 「どうしよう……どっかに飲みに行く?」 「わっ……ヤバ!トイレにハンカチ忘れちゃった!ちょっと待ってて取ってくる!」 「ちょっ……」 晴火が止める間も無く夏世は行ってしまい、晴火は1人ポツンと立ち尽くす。
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