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「…分かりました。一杯だけ付き合いましょう」
こうして…四人は近くの酒場に行く事になった。
松木は慣れた手付きでノレンを潜ると、夏世が続き晴火も続こうとしたが携帯を見て、夏世に声をかける。
「先入ってて…ちょっと電話してくる」
早くねー?と夏世が言うのを聞きながら最後尾にいた東とすれ違いに、晴火は店の前で電話をかけた。
プルル…
プルル…
二回目のコールで相手が電話に出る。
「あ、もしもしお母さん?私…今日友達と飲んでくるから遅く………え?ははは。大丈夫だよ…。あまり遅くならないから。うん…うん…じゃあ」
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