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「い…いつからって…?」
「与倉さんを好きになったのはって事」
すると夏世は一口姫りんごアメをかじると、ソレを飲み下し、んー…と唸る。
「じ…実はさ…初めて合った日でさ…一目惚れしちゃったんだよね…」
晴火は初めて東と合ったあの日の夜を思いだし少し渋い顔をしたが、夏世に気付かれないよう笑顔でまた話しかける。
「よく今日与倉さんが祭りの交通整備に来てること分かったね」
「実はマッツンさんから常に情報仕入れててさ!結構影から見てたりとか…してた訳ですよ」
マッツン…それが「松木敦郎」を指していることを知りドキン…と嫌な鼓動が音をたてた。
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