日常

7/8
前へ
/253ページ
次へ
その日の夜 僕は大学から帰ってきた兄貴の部屋へ行った 「ちょっと話しがあるんだけど・・」 「珍しいな 正臣が来るなんて 何だ話しって」 「真奈のことなんだけど・・・ 今日真奈が 僕のこと彼氏だって言ったんだ」 「それで?」 「いつも一緒にいるけど ・・・真奈のこと 彼女だと思ったことない」 「だから?」 「・・・どうしたらいいのか わからないんだ」 「俺は正臣が何を言いたいのか わからないんだけど 」 僕は口下手で 物事をうまく説明するとかがすごく下手だ 「だから・・もういい」 「おいっ ちゃんと話せよ 真奈ちゃんが正臣のことを 彼氏だと言ったんだろ?」 「うん・・・」 「正臣は真奈ちゃんを彼女だと思ってない だよな?」 「うん・・・」 「馬鹿かお前は! じゃあ今まで真奈ちゃんのことを 何だと思ってたんだ!」 .
/253ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3278人が本棚に入れています
本棚に追加