3279人が本棚に入れています
本棚に追加
僕はキッチンへ行き
真奈に普通に話しかけた
「今日は早いね・・・
どうしたの?」
「うちの親 急に商談で出かけちゃったの
明日までご厄介になります」
真奈がしおらしく
お辞儀をする
「・・・わかった 」
真奈がうちに来るなんて
いつものことなのに
やっぱりドキドキしている
「正臣 客間の押し入れから布団出してね
シーツとか用意しとくから」
「誰か来るの?」
「真奈ちゃんが泊まるのよ
私今日出かけるから
夕飯の支度を真奈ちゃんに頼んだの 」
「まー君心配ないよ
おばさんが作ったおかずを
温めるだけだから」
僕が眉間にしわを寄せて 固まっていたら
真奈がそんなことを言った
.
最初のコメントを投稿しよう!