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僕は平静をよそおって
朝ご飯を食べていたが
今晩真奈が泊まるという事が
頭の中でぐるぐると渦巻いていた
真奈を彼女だと意識した途端
こんなに気になるなんて
兄貴に言われるまでもなく
僕は馬鹿だ・・・
「まー君 食べるの遅い
せっかく早起きしたんだから早く行こうよ」
「・・・うん」
僕たちは普段より早い時間のバスに乗った
ちょっと混んでるな
真奈がさりげなく僕をガードしている
真奈が隣にいる時は安心なんだけど
その日の攻撃は下からきた
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